ツレズレ日記

日々思ったことを書いていきます。

代償を読んで

伊岡瞬の代償と言う小説を読んだ。ストレスの溜まりまくる小説だった。 サイコパスのために人生を狂わされる主人公の物語だ。最後にそのサイコパスに代償を支払わせるというストーリーなのだがその代償がぬるすぎてまるでスカッとしない。

 

この小説を読んで自分はスカッとするために小説読んでるんだなと実感した。現在、異世界物の小説が大流行となっている。なぜ異世界の小説が流行るかといえば 一つにはスカッとするからだろう。だいたい主人公は特別なスキルや能力を持って異世界で活躍すると言う話の展開だ。

 

異世界で圧倒的優位な立場で敵対的な人間をギャフンと言わせるのが爽快なのだ。これで異世界で奴隷になったりいじめられたりしていたらこんなに流行しなかっただろう。小説を選ぶ基準の一つとしてスカッとできるかどうか 大切にしたいと思った。