静かな気持ちで生きるのは難しい
振り返ってみると10代の頃から静かな気持ちで生きていたいと思っていた。穏やかな日々の中静かな気持ちで生きていたいだけだった。しかし現実はだだそれだけの願望もなかなかかなえられない。生きていると感情的になったりトラブルに巻き込まれることもある。
どれだけ自分が静かな気持ちで生きようといろいろ対策をしていたとしても限界がある。頭のおかしな人間が突然言いがかりをつけてくるかもしれないし道を歩いていてもナイフで襲ってくる可能性もある。自宅に引きこもっていたとしても強盗が襲ってくるかもしれない。
それは極端な例としても静かな気持ちで生きるためには運の要素が大きく自分ではどうにもならないことが多い。世の中が不況になったり自分の国が戦争状態になったら静かな気持ちどころではないだろう。自分を不快にさせる出来事の多くは意味も理由もない。
そういうものだと思うしかないだろう。世の中の出来事も自分の周囲の出来事もどうにもならないことが多い。どうにもならないという諦めというか悟りのような気持ちで生きていくのが結果として一番静かな気持ちで生きていられるような気がしている。禅問答みたいでややこしいけど静かな気持ちで生きられないという気持ちでいきるのが一番静かな気持ちで生きられるようだ。