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捨てる技術の著者が交通事故で亡くなった。僕も買って読んだ本だったので著者が事故で死んだと聞いていろいろ考えてしまった。
ベストセラーをだしてお金持ちになり夫婦でツーリングするくらいだから夫婦仲もよくビジネスも順調のようだった。恐らく充実して幸福な人生だったと思われる。
少なくとも僕の人生よりは何十倍と充実していたような気がする。事故の前日はまさか明日死ぬとは思っていなかったろう。僕も明日死ぬとは思っていない。
明日死ぬと思って生きている人はほとんどいないはずだ。現実は毎日たくさんの人が事故で亡くなっている。なのに不思議と自分は死なないような気がしている。
これは生きていくための生存本能のためだろうか。実際は明日どころか1時間後に死んでいてもおかしくない。自分がどういう生活を送りたいのかどんな状態になりたいのかしっかり考えたい。
難しいだろうが明日死んでもいいくらい充実した生活を送りたい。