ツレズレ日記

日々思ったことを書いていきます。

ピッチャーの球数制限に思うこと

 

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[昔の野球漫画は間違いだらけ]

 僕は実際の野球はあまり見ないけど野球漫画は面白くてよく読んでいた。最近の漫画だとそうでもないかもしれないけど昔の野球漫画は間違いだらけで今思い出すとけっこう笑えてくる。

 

ピッチャーの肩を冷やすとまずいのでベンチに戻るとジャンパーを着たり、練習中に水を飲むなと言ったり、うさぎとびをしたり、めちゃくちゃな量の筋トレをしたりと今から読むと選手をつぶそうとしているとしか思えない描写も多い。

 

当時は本当に選手のためを思って現実でもそうしていたのだから選手は気の毒だったという他ない。間違いのひとつとしてビッチャーの無理な投げ込みがある。無理な数の球を投げれば肩が壊れて選手生命が絶たれてしまう。

 

[個人が犠牲なる価値観]

もともと体育会系はすべて根性で乗り越えようとする雰囲気があるから勢いで選手を使い潰していくこととなる。チームのために個人が犠牲になっても仕方ないというノリもあるのでむしろ美談となって語られたりする。

 

価値観はひとそれぞれだし全員がプロに行くわけではないだろうから高校野球で燃え尽きたいというのも一つの生き方とは思う。だけど組織のために個人が犠牲となり使い捨てされていくのがブラック企業を連想させてどうも無理な投球というのは好きになれない。

 

ルールとして球数制限されていればみんなそのルールの中で戦うのだから平等に気持ちよく試合ができる。この記事の投手のように自分の身を自分で守らなくても選手が守られるようにルールをきちんとつくり破ったら指導者は厳罰化されるふうになればいいと思う。