人は不快なものになぜ近づくのか
嫌なら見るなという言葉がある。主に批判を封じるために使う言葉だが一理ある言葉でもある。政治とか経済の問題なら嫌でも直視しないといけない場合もあるだろうがエンタメの作品とか個人のブログとか嫌いならわざわざ見なければいい。
だけど実際は嫌なものをわざわざ見て怒る人が多い。僕自身も嫌いなブログをわざわざ見て文句を言いたい衝動を感じる時がある。不毛な行為なので見ないようにしているがそういう欲求があるのは事実だ。なぜだろうか。
人間は何かに怒りたい欲求があるのかもしれない。怒るというのは人間の本能的な衝動なのだろうか。その衝動への欲求を満たしたくなるのだろう。イジメとかパワハラとかもこういった人間の本能的なものが原因の一つという気がする。
僕もいつも何かに怒りたいのかもしれない。理由もなくイライラしたり過去の嫌なことを思い出したりするのもそのためだろうか。でもそれはやはり不毛だから好きなものを見るようにして生きていたい。