ツレズレ日記

日々思ったことを書いていきます。

絵画で食べていけるのか

絵を書いてお金を稼いで生活していくことは可能だろうかとたまに考えることがある。いわゆる画家という職業だ。なぜそんなことを考えるかといえばブロガーで突然画家にあると言ってネットを通して絵を売っている人がいるからだ。その人は絵を書き続けてきたというわけでもなく芸大に行ったわけでもなく専門学校で勉強したわけでもない。

 

突然衝動的に画家になったのだ。そして抽象画を書いてネットで売っている。画家になる前は政治家を目指したりプロブロガーを目指したりラッパーを目指していた。それが突然画家になると言って絵を書き始めた。だけどそもそも画家という職業自体が現代日本で成り立つのだろうかという疑問もある。

 

仮に自分の絵が1枚5万円で売れるとする。それでも月20万円稼ごうと思ったら週に1枚書いてかつコンスタントに売れなければならない。1枚5万円で売れるということもすごいことだけど生活をするということを考えると大きな金額とは言えない。絵だけで生活というのはかなり大変に思える。

 

さらに絵のうまい人間というのはものすごいたくさん存在する。イラストレーターから漫画家、芸大出身者、単に絵を書くのが好きな人など。だけど抽象画を書いて生活している人というのは聞いたことがない。ジミー大西がそういう絵を書いていると知っているくらいだ。

 

突然画家になった人は実名も顔もネットに出している。人生を使って実験をしてネットで発表していると言える。ふだんブログもツイッターも見ているわけではないけど1年に1回くらいどうなったか経過をみようかと思っている。