去る者は追わず

友人関係が続いていても環境が変化して疎遠になるということがある。そういう時、僕は寂しいとか残念だなとか思ってしまうタイプだ。だけど交流がなくなってしまうことはやむを得ないことだ。死ぬまでずっと交流が続く関係なんてめったにないだろう。今は連絡をとることだけは簡単にできてしまうが環境が変わればやはり疎遠になってしまう。

一度メールをして素っ気なかったらもう交流はあきらめるべきかなと感じてしまう。自分から離れていこうという人はその人の判断なのだから尊重しなければならない。振り返ってみるとそういう経験ばかりだ。こちらからは熱のこもったメールを送るのだけど向こうからは面倒くさそうなメールだったり無視されたり・・・

僕なんかはメールをもらうと嬉しくてそれなりに文章を考えて返信するのだけど僕が送るとそうはならない。思うにどれだけ気が合うと思っていても仲良くするという行為には打算がどうしてもつきまとってしまうものかもしれない。同じ職場やクラスなら困った時に助けてほしいとか。

それがなくなったから素っ気なくされてしまうと思うと寂しくもある。だけどたとえそうであったとしても一時的でも仲良くなれて楽しく過ごせたなら感謝すべきだろう。