ツレズレ日記

日々思ったことを書いていきます。

腐ったミカンの方程式は正しい

昔、金八先生という人気ドラマがあった。そこで「腐ったみかんの方程式」という有名な言葉が使われた。腐ったみかんがひとつ箱の中にあると他のみかんも腐ってしまうというものだ。これを生徒にもあてはめて悪い生徒がクラスにいると他の生徒も悪くなるという意味で使われた。

 

金八先生は「生徒はみかんじゃないんですよ!!」と涙を流して校長や教頭に講義した。不良生徒は「俺たちはみかんじゃない!!」と叫んで主張した。確かに感動的なドラマではあったのだけど現実は「腐ったミカンの方程式」は正しい。悪い生徒が他の生徒に与える影響は極めて大きい。

 

小学生の時まじめだったのに中学生になって不良生徒と仲良くなりあっという間に不良となってしまった人間は何人もいた。不良と自分の子供を関わらせたくないからみんな苦労して私学の中学に自分の子供を入れようとしたりする。それはまったく正しい行為だ。

 

公立中学でも悪影響の大きさを考えると退学制度を設けて少年院に送ることができる制度を作ったほうがいい。悪の芽ははやく摘んだほうがいい。だけど絶対にそうはならないだろう。それで善良な生徒も自殺に追いやられたり不良仲間になってしまったりする。世の中には原因と対策がわかっていてもできないということが本当に多い。