ツレズレ日記

日々思ったことを書いていきます。

恩はあっさり忘れられる

人間生きていれば少なからず他人に裏切られる経験はするものだ。親切にしたり面倒見たりしたのに忘れられるだけでなく、こちらに冷たく接して不利益になるような行動をすることさえある。まあ、さすがにそれはそんなにしょっちゅうあることではないけど珍しいというほどではない。

 

それでも生きている以上他人を信じていかないといけない場面は多いし、できるなら親切にしたいという気持ちは持っている。そうではあるけど過去の裏切りを思い出すと苦い気持ちになることは確かだ。一番鮮明に思い出すのは学生時代の頃の出来事だ。学生時代に人を裏切るというのも考えると不思議な話だ。

 

お金とかからんでいるわけでないからあまり裏切る意味がない。僕は当時友人だった男を2週間ほど部屋に泊めてやったことがある。ものすごく落ち込んで傷心だったので理由も聞かずに泊めてやったのだ。はっきり言ってものすごく迷惑だった。ずっと一緒で陰気な顔をしているのだ。

 

さっさと出て行って欲しかったがすごく苦しんでいたようなので理由も聞かず泊めてやったのだ。僕の部屋を出て行く時は殊勝な顔をしてありがとうと言って去っていった。そいつが出て行ってからしばらくしてから会ったらなぜか自信満々の態度で人を見下すような態度になっていた。なぜか僕に対して攻撃的な態度になっていた。今から考えても不思議な人間だった。

 

裏切るというのとは少し違うかもしれないが恩をあっさり忘れるということは間違いない。僕にはとうてい真似できないけど意外とそういう人は存在する。なるべくそういう人と関わらないで生きたいものだ。