ツレズレ日記

日々思ったことを書いていきます。

日本人は議論が苦手なのか

日本人は議論が苦手だというということが読んだ本に書いてあった。確かにそういう面はある。意見が対立した時に建設的な議論を戦わせるという場面はあまり見ない。だいたい我慢するかキレるかと言うふうに極端な方向に動きやすい。

 

一方アメリカなどでは子供の頃から教育で討論を学んでいるから討論で相手を説得することになれているということが書いてあった。果たしてこれは本当だろうか。相手を説得することになれているはずのアメリカ人はお互い訴えまくる訴訟社会を作っている。殺人事件もメチャクチャ多い。

 

とても説得する技術が高いとは思えない。これはアメリカに限らずヨーロッパ、アジア、アフリカ、中南米どこでもそうだ。つまり人間は話し合って理解しあうことが困難なのだ。話し合って理解し合えたならそれはもともと理解し合えていたのだ。信頼関係もあったと思われる。

 

現実は話し合って理解などはなく感情と利害関係があるだけだ。うまく話せば相手を納得させられるなどと考えているとかえって足元をすくわれてしまう。人間はお互い理解し合えないと思っていたほうが無難だとおもうがどうだろうか。