無意識で力をセーブしているのかもしれない

知り合いの大学生と話す機会があった。その大学生は居酒屋でバイトしている。いつも５人で働いていたのだが他のバイトがやめてしまい３人で働くことになってしまったそうだ。５人の時もギリギリの人員だと思っていたので３人は無理だと思っていたら意外になんとかなっているとのことだった。

つまり５人の時は自分でも知らず知らずのうちに力をセーブしていたのだろうと言っていた。真面目な人間なのでサボるということはしていないはずだ。言いたいことはよくわかった。僕の職場でもこの人がいなくなったら回らなくなるなと思っていた人が転職したり異動したりしても意外となんとかなってしまう。

その人に頼っていて知らず知らずのうちに力をセーブしていたと思われる。携帯電話のようにいつの間にか電気が消えていて省エネモードになってしまうらしい。しかしそれも大事な機能だろう。いつも電気がついたままだとあっという間に電池が切れてしまう。

追い込まれないとセーブモードを解除できないのが少し問題と言えば問題かもしれない。自分の意思で自由に解除したりセーブモードにできればもっと人生うまくいくような気がしないでもない。