ツレズレ日記

日々思ったことを書いていきます。

コントや漫才が面白くても芸人は売れない

この前アメトークでM1などの大会で優勝したにも関わらずその後売れなかった芸人の特集をしていた。優勝した直後は仕事が殺到するがその後少しずつテレビの仕事がなくなるということが共通のパターンだった。逆に優勝しなくても順調に売れている芸人もいくらでもいる。

 

結局芸人が売れるかどうかは漫才やコントが面白いことよりもとっさに面白いことが言えるかどうかが重要なのだ。漫才やコントは面白くないよりは面白いほうがいいというレベルでさほど重要ではない。テレビで売れている芸人で漫才やコントを続ける人はあまりいない。

 

漫才やコントはコストパフォーマンスが悪すぎるのだろう。どれだけ面白かったとしても一度テレビで披露すれば基本的にもう使えない。何回も使いまわすわけにはいかない。これが音楽なら1曲ヒット曲をだせば死ぬまでそれで食べていける。お笑い芸人のゴールは現状を見る限り司会者ということになりそうだ。

 

テレビで売れたいと思っている芸人の場合、漫才やコントを練習するより違う能力を向上させたほうが近道ではないかと考えている。以前又吉の火花という小説を読んで売れない芸人の悲哀を感じたことがあるのでお笑い芸人についていろいろ考えてしまった。