ツレズレ日記

日々思ったことを書いていきます。

国家権力は恐ろしい

普段生活をしているとあまり国家権力というのは感じることはない。日本は比較的平和な国だし民主国家であるので秘密警察に捕まったりということもない。そんな日本だけどやはり国家権力というのは強力で恐ろしいもののようだ。税理士の知り合いからきいたのだけど税務署に確認して税金を納めたにも関わらずあとで適切な税金を納めていないとして追徴課税を課されることがあるらしい。

 

裁判になっても全部国が勝ってしまうということだ。その理屈は税務署員の言ったことはその人個人が言ったことで税務署の見解ではないということだ。その理屈が通用するならどんな組織も責任など取る必要はない。全部個人がやったことですませられる。だけどそんな正論は国家権力に踏みにじられてしまう。

 

警察も国家権力としては身近な存在だ。日本の警察はまともな人がほとんどだとは思うけどそれでもたまに信じ難いニュースが流れてくる。忘れられないのは何の罪もない高校生を捕まえて罪を認めなければ学校に戻れなくするぞと脅した事件だ。高校生が録音してなければ明るみにならなかったろう。

 

権力というのは強大だから秩序を保てるのだけど自分に牙を向いてきたときは恐ろしい。できることなら関わらず平穏に生きていきたいものだ。